【追悼】2021 (171/209)

ボクシングの元ミドル級世界チャンピオンで、中量級の黄金時代と言われる1980年代に活躍したマービン・ハグラーさん(米国)が死去した。66歳だった。妻ケイさんが3月13日、フェイスブックで公表した。死因は明らかにされていないが、芸能情報サイトTMZは、ハグラーさんが自宅で呼吸の障害と胸の痛みを訴え、13日に病院に運ばれたと伝えている。 73年にプロデビュー。80年にミドル級の世界タイトルを獲得すると、87年にシュガー・レイ・レナード(米国)に敗れるまで12連続防衛に成功。ロベルト・デュラン(パナマ)、トーマス・ハーンズ(米国)らの難敵を下して王座を守った。 レナード戦を最後に現役を引退し、93年に殿堂入り。戦績は62勝(52KO)3敗2分け。写真は2018年2月撮影 【EPA時事】