エディタ・グルベローヴァさん(ソプラノ歌手)10月18日、スイスのチューリヒで死去、74歳。独メディアなどが報じた。世界最高峰のソプラノ歌手の一人で、約50年にわたり第一線で活躍した。親日家としても知られ、日本で多くの公演を行った。 46年、ドイツ系の父親とハンガリー系の母親の間に、当時のチェコスロバキアのブラチスラバで生まれた。幼い頃から頭角を現し、学校の合唱団などで歌唱を披露していた。68年にブラチスラバでデビュー。70年、ウィーン国立歌劇場でモーツァルトの「魔笛」の夜の女王役に抜てきされ、プロとしての本格的な活動を開始。数々の名演で世界的な名声を獲得した。 19年に引退。17年にハンガリー国立歌劇場の来日公演で出演したのが、日本での最後の舞台となった。写真は2013年11月撮影 【EPA時事】
2021.12.07
人物・歴史
【追悼】2021 (39/209)
エディタ・グルベローヴァさん(ソプラノ歌手)10月18日、スイスのチューリヒで死去、74歳。独メディアなどが報じた。世界最高峰のソプラノ歌手の一人で、約50年にわたり第一線で活躍した。親日家としても知られ、日本で多くの公演を行った。 46年、ドイツ系の父親とハンガリー系の母親の間に、当時のチェコスロバキアのブラチスラバで生まれた。幼い頃から頭角を現し、学校の合唱団などで歌唱を披露していた。68年にブラチスラバでデビュー。70年、ウィーン国立歌劇場でモーツァルトの「魔笛」の夜の女王役に抜てきされ、プロとしての本格的な活動を開始。数々の名演で世界的な名声を獲得した。 19年に引退。17年にハンガリー国立歌劇場の来日公演で出演したのが、日本での最後の舞台となった。写真は2013年11月撮影 【EPA時事】