【追悼】2021 (100/209)

ロシアの映画監督、ウラジーミル・メニショフ氏が7月5日、新型コロナウイルス感染に伴う合併症で死去した。81歳だった。 1939年、バクー生まれ。俳優と共に監督としても活躍した。冷戦の壁に閉ざされた秘密の世界と欧米からは見られがちだったソ連社会の恋愛や人生の葛藤を描いた映画「モスクワは涙を信じない」(80年)を監督し、81年に米アカデミー賞外国語映画賞を受賞、世界的に知られることになった。写真は2018年1月撮影 【EPA時事】