【追悼】2021 (164/209)

柔道で1992年バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦(こが・としひこ)さんが病気のため死去したことが3月24日、明らかになった。53歳だった。佐賀県出身。 古賀さんは「平成の三四郎」の異名を取り、日本選手団主将も務めたバルセロナ五輪では、大会開幕直前で左膝に大けがを負いながら男子71キロ級で優勝した。世界選手権も3度制覇。五輪3大会に出場後、2000年に引退。日本女子チームの強化コーチを務めたほか、町道場を開いて後進を指導した。関係者によると、病気療養を続けていた。写真は18年4月撮影 【時事通信社】