テレビ番組「お笑いマンガ道場」の出演などで親しまれた漫画家の富永一朗(とみなが・いちろう)さんが5月5日、老衰のため東京都内の自宅で死去したことが22日分かった。96歳だった。京都市出身。 富永さんは台湾の師範学校を卒業後、大分県の小学校で教師として勤務。1951年に上京し、漫画家として仕事を始めた。子ども向けの作品から、「チンコロ姐(ねえ)ちゃん」「ポンコツおやじ」などお色気や社会風刺を扱った作品まで幅広く手掛けた。 76年に始まった日本テレビ系バラエティー番組「お笑いマンガ道場」にレギュラー出演し、共演者の漫画家、故鈴木義司さんとの悪口の掛け合いなどで人気を集めた。92年に紫綬褒章、98年に旭日小綬章を受章した。 【時事通信社】
2021.12.07
人物・歴史
【追悼】2021 (126/209)
テレビ番組「お笑いマンガ道場」の出演などで親しまれた漫画家の富永一朗(とみなが・いちろう)さんが5月5日、老衰のため東京都内の自宅で死去したことが22日分かった。96歳だった。京都市出身。 富永さんは台湾の師範学校を卒業後、大分県の小学校で教師として勤務。1951年に上京し、漫画家として仕事を始めた。子ども向けの作品から、「チンコロ姐(ねえ)ちゃん」「ポンコツおやじ」などお色気や社会風刺を扱った作品まで幅広く手掛けた。 76年に始まった日本テレビ系バラエティー番組「お笑いマンガ道場」にレギュラー出演し、共演者の漫画家、故鈴木義司さんとの悪口の掛け合いなどで人気を集めた。92年に紫綬褒章、98年に旭日小綬章を受章した。 【時事通信社】