【追悼】2023 (43/141)

元プロ野球選手の古沢憲司(ふるさわ・けんじ)さんが8月22日、死去した。75歳。愛媛県出身。 愛媛・新居浜東高を中退して1964年に阪神入団。右投げの投手として16歳で初登板を果たし、71年に12勝、74年に15勝するなど4度の2桁勝利を挙げ、主力として活躍した。 78年オフ、真弓明信、若菜嘉晴らとの交換トレードで田淵幸一とともに西武へ移籍。82年からは広島でプレーした。プロ通算543試合に登板して、87勝115敗、25セーブ、防御率3.72。引退後は広島、阪神でコーチなどを歴任し、ドミニカ共和国の広島カープアカデミーで指導に当たった。写真は78年撮影 【時事通信社】