【追悼】2023 (117/141)

プロ野球のヤクルト、近鉄で投手として活躍した鈴木康二朗(すずき・やすじろう)さんが、2019年11月に肺炎のため、70歳で死去していたことが23年2月13日、関係者の話で分かった。 茨城県出身。茨城・磯原高(現磯原郷英高)、日鉱日立を経て、1973年にドラフト5位でヤクルト入団。77年9月3日の巨人戦(後楽園)で王貞治に、当時ハンク・アーロンが保持していた米大リーグ通算最多本塁打記録を上回る756号本塁打を打たれたことで知られる。 189センチの長身右腕で、77年に14勝(9敗)と躍進すると、78年には13勝(3敗)で最高勝率をマークし、球団初のリーグ優勝と日本シリーズ制覇に貢献。83〜86年は近鉄でプレーした。 【時事通信社】