ラファエル・ビニオリ氏(建築家)米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などが3月3日、家族の話として伝えたところによると、2日、ニューヨークで死去、78歳。 ウルグアイの首都モンテビデオ生まれ。アルゼンチンのブエノスアイレス大で建築学を学んだ後、1978年に米ハーバード大で教職に就き、米国に移住。79年以降はニューヨークに定住し、83年にはラファエル・ビニオリ建築事務所を設立。オフィスや居住用の建物のほか、ホテルやコンサートホール、競技場、空港施設など、世界中で600以上もの構造物の設計・建築に関わった。 中でも最も高く評価された作品は、現在さまざまな国際会議や展示会などが開催されている東京国際フォーラム(96年完工)。建物内には巨大なガラスで覆われた大規模な空間が広がっており、同紙も「グラスの中でひっくり返った船のようにも見える」建築物と伝えるなど、斬新な作品として評価されている。 写真は2009年12月撮影 【AFP時事】
2023.10.03
人物・歴史
【追悼】2023 (107/141)
ラファエル・ビニオリ氏(建築家)米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などが3月3日、家族の話として伝えたところによると、2日、ニューヨークで死去、78歳。 ウルグアイの首都モンテビデオ生まれ。アルゼンチンのブエノスアイレス大で建築学を学んだ後、1978年に米ハーバード大で教職に就き、米国に移住。79年以降はニューヨークに定住し、83年にはラファエル・ビニオリ建築事務所を設立。オフィスや居住用の建物のほか、ホテルやコンサートホール、競技場、空港施設など、世界中で600以上もの構造物の設計・建築に関わった。 中でも最も高く評価された作品は、現在さまざまな国際会議や展示会などが開催されている東京国際フォーラム(96年完工)。建物内には巨大なガラスで覆われた大規模な空間が広がっており、同紙も「グラスの中でひっくり返った船のようにも見える」建築物と伝えるなど、斬新な作品として評価されている。 写真は2009年12月撮影 【AFP時事】