【追悼】2020 (162/186)

フィギュアスケートのアイスダンスで日本代表として五輪に3度出場した米国出身のクリス・リードさんが米デトロイトで死去した。30歳だった。死因は心臓突然死。日本スケート連盟が3月17日発表した。 姉のキャシーと組んで2010年バンクーバー五輪、14年ソチ五輪に出場。姉の現役引退後は村元哉中とコンビを組み、18年平昌五輪でこの種目の日本勢最高に並ぶ15位に入った。 18年8月に村元とコンビを解消し、昨年12月末に現役引退。ユーチューブの自身のチャンネルで「日本のアイスダンスを世界レベルに持っていくのが目標」と話し、キャシーと後進の指導に当たるとしていた。 日本連盟の長島昭久会長は「長年にわたり日本のアイスダンスの発展に貢献していただき、改めて深く感謝の意を表します」とコメントした。写真は2018年1月撮影 【EPA時事】