「天までとどけ」の母役などホームドラマを中心に活躍した女優の岡江久美子(おかえ・くみこ、本名大和田久美子=おおわだ・くみこ)さんが4月23日、新型コロナウイルス肺炎のため東京都内の病院で死去した。63歳だった。東京都出身。 所属事務所によると、岡江さんは3日に発熱し、様子を見るように言われていたが、6日朝に急変して緊急入院。すぐに人工呼吸器を装着し、その後PCR検査で陽性と判明したという。昨年末に初期の乳がんで手術し、今年1月末から2月半ばまで放射線治療を受けて免疫力が低下していたのが重症化した原因と思われるという。 岡江さんは1975年デビュー。ドラマ出演の他、NHK「連想ゲーム」などバラエティー番組でタレントとしても活動した。96年から2014年までTBS系の朝の生活情報番組「はなまるマーケット」の司会を薬丸裕英さんと共に務め、優しい笑顔で親しまれた。写真は01年6月撮影 【時事通信社】
2020.06.11
人物・歴史
【追悼】2020 (143/186)
「天までとどけ」の母役などホームドラマを中心に活躍した女優の岡江久美子(おかえ・くみこ、本名大和田久美子=おおわだ・くみこ)さんが4月23日、新型コロナウイルス肺炎のため東京都内の病院で死去した。63歳だった。東京都出身。 所属事務所によると、岡江さんは3日に発熱し、様子を見るように言われていたが、6日朝に急変して緊急入院。すぐに人工呼吸器を装着し、その後PCR検査で陽性と判明したという。昨年末に初期の乳がんで手術し、今年1月末から2月半ばまで放射線治療を受けて免疫力が低下していたのが重症化した原因と思われるという。 岡江さんは1975年デビュー。ドラマ出演の他、NHK「連想ゲーム」などバラエティー番組でタレントとしても活動した。96年から2014年までTBS系の朝の生活情報番組「はなまるマーケット」の司会を薬丸裕英さんと共に務め、優しい笑顔で親しまれた。写真は01年6月撮影 【時事通信社】