米大リーグでナックルボールを操る技巧派投手として活躍し、通算318勝を挙げたフィル・ニークロさんが死去した。81歳だった。米野球殿堂博物館や、所属していたブレーブスが12月27日に発表した。長年にわたってがんで闘病していた。 1964年にブレーブスで大リーグデビュー。右腕からの不規則に揺れながら落ちるナックルを主体に、87年に48歳で引退するまでの24年間に19シーズンで2桁勝利をマーク。最多勝に2度、最優秀防御率と最多奪三振のタイトルに1度ずつ輝いた。通算864試合に登板し、318勝274敗29セーブ、防御率3.35、3342奪三振。 弟のジョー(故人)もナックルを武器に活躍し、通算221勝をマークした。兄弟で通算539勝は大リーグの最多記録。 97年に米野球殿堂入り。背番号35はブレーブスの永久欠番になっている。写真は2011年撮影 【AFP時事】
2020.06.11
人物・歴史
【追悼】2020 (2/186)
米大リーグでナックルボールを操る技巧派投手として活躍し、通算318勝を挙げたフィル・ニークロさんが死去した。81歳だった。米野球殿堂博物館や、所属していたブレーブスが12月27日に発表した。長年にわたってがんで闘病していた。 1964年にブレーブスで大リーグデビュー。右腕からの不規則に揺れながら落ちるナックルを主体に、87年に48歳で引退するまでの24年間に19シーズンで2桁勝利をマーク。最多勝に2度、最優秀防御率と最多奪三振のタイトルに1度ずつ輝いた。通算864試合に登板し、318勝274敗29セーブ、防御率3.35、3342奪三振。 弟のジョー(故人)もナックルを武器に活躍し、通算221勝をマークした。兄弟で通算539勝は大リーグの最多記録。 97年に米野球殿堂入り。背番号35はブレーブスの永久欠番になっている。写真は2011年撮影 【AFP時事】