【追悼】2020 (88/186)

監督として高校と大学で全国制覇を果たしたアマチュア野球の名指導者、宮井勝成(みやい・かつなり)さんが8月7日、肺がんのため東京都三鷹市の病院で死去した。94歳だった。東京都出身。 東京・早稲田実業高、中央大でプレー。卒業後、早実高のコーチを経て1955年に監督就任。57年春の選抜大会で王貞治投手(のち巨人)を擁して優勝した。59年中央大監督に就任。その後、全日本大学選手権を制覇し、大学でも日本一になった。94年から総監督。教え子に武上四郎(のちヤクルト)、末次利光(のち巨人)らがいる。 【時事通信社】