存在感のある脇役として活躍した俳優の綿引勝彦(わたびき・かつひこ)さんが12月30日午後0時54分、膵臓(すいぞう)がんのため東京都内の病院で死去した。75歳だった。東京都出身。妻は女優の樫山文枝(かしやま・ふみえ)さん。 日本大芸術学部中退後、1965年に劇団民芸に入団し、85年に退団。テレビドラマ「鬼平犯科帳」「ナニワ金融道」や映画「極道の妻たち」など、多数の作品に出演した。 特に、大家族を描いたホームドラマ「天までとどけ」シリーズでは、昨年4月に亡くなった岡江久美子さんと夫婦役で長年共演し、親しまれた。 【写真は有限会社 綿帽子提供】

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