ジョコビッチに「侮辱的発言」 テレビ司会者が謝罪 全豪OP
【メルボルンAFP=時事】開催中の全豪オープンテニスで、四大大会(グランドスラム)通算24勝を誇る男子のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と同選手のセルビアのファンをやゆする発言をしたオーストラリアの有名テレビ司会者が、20日の放送中に謝罪し、冗談のつもりだったと釈明した。≪写真は、全豪オープンテニスの男子シングルス4回戦を終えて、会見に臨むノバク・ジョコビッチ≫
謝罪したのは豪テレビ局チャンネル9のスポーツ番組で司会を務めるトニー・ジョーンズ氏。同氏は17日に行われた全豪オープン会場からの中継で、セルビア国旗を手に声援を上げるジョコビッチファンの集団を背に、「ノバクは過大評価されている。もう過去の人だ。彼を追い出せ」と歌った。
その後、ジョコビッチは19日の4回戦でイジー・レヘチカ(チェコ)を下したが、慣例となっているコート上での試合後インタビューを拒否。後にジョーンズ氏が自身とセルビアのファンに対して「侮辱的で攻撃的な発言をした」のが理由だと説明し、謝罪があるまで同局とのインタビューはボイコットすると述べていた。
ジョーンズ氏は、問題の発言は「冗談」のつもりだったとしつつ、オーストラリアテニス協会を通じてジョコビッチ陣営が不快に思っていることを知らされたと明かし、48時間前に直接連絡して謝罪したと話した。
また、「セルビアのファンに対しても多くの点で無礼なことをしてしまった」と謝罪し、「セルビアのファンを失望させてしまったと感じている。不本意な状況となってしまった」と語った。【翻訳編集AFPBBNews】
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