「永世棋聖」と書いた色紙を手に笑顔の藤井聡太七冠=2024年7月1日、名古屋市中区【時事通信社】 将棋の藤井聡太棋聖(21)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将と合わせ七冠=に山崎隆之八段(43)が挑戦する第95期棋聖戦5番勝負の第3局が1日、名古屋市で指され、後手の藤井七冠が100手で勝ち、3連勝で防衛を決めた。2020年7月に史上最年少の17歳11カ月で初タイトルの棋聖を獲得以来、これで連続5期となり、初の永世称号となる「永世棋聖」の資格を得た。 21歳11カ月での永世称号は史上最年少で、1971年に永世棋聖の資格を得た中原誠十六世名人(76)=引退=の23歳11カ月の記録を53年ぶりに塗り替えた。永世棋聖は、故大山康晴十五世名人や羽生善治九段(53)らに続き6人目。ただし、永世称号を名乗るのは原則引退後となる。◆年表で振り返る「藤井聡太棋士の快進撃」◆
2020.06.11
人物・歴史
【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (3/248)
「永世棋聖」と書いた色紙を手に笑顔の藤井聡太七冠=2024年7月1日、名古屋市中区【時事通信社】 将棋の藤井聡太棋聖(21)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将と合わせ七冠=に山崎隆之八段(43)が挑戦する第95期棋聖戦5番勝負の第3局が1日、名古屋市で指され、後手の藤井七冠が100手で勝ち、3連勝で防衛を決めた。2020年7月に史上最年少の17歳11カ月で初タイトルの棋聖を獲得以来、これで連続5期となり、初の永世称号となる「永世棋聖」の資格を得た。 21歳11カ月での永世称号は史上最年少で、1971年に永世棋聖の資格を得た中原誠十六世名人(76)=引退=の23歳11カ月の記録を53年ぶりに塗り替えた。永世棋聖は、故大山康晴十五世名人や羽生善治九段(53)らに続き6人目。ただし、永世称号を名乗るのは原則引退後となる。◆年表で振り返る「藤井聡太棋士の快進撃」◆