朝日杯将棋オープン戦決勝で、渡辺明棋王(左)との対局に臨む藤井聡太七段=2019年2月16日、東京都千代田区【時事通信社】 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が16日午後、東京都内で行われた第12回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント決勝で先手の渡辺明棋王(34)に128手で勝ち、2連覇を果たした。朝日杯連覇は2014年から3連覇した羽生善治九段(48)以来で、史上2人目。 渡辺棋王は現在タイトル獲得合計20期、永世竜王、同棋王の資格を持つ将棋界を代表する強豪。藤井七段とは今回が公式戦初対局だった。 朝日杯は全棋士が参加し、持ち時間各40分の早指し棋戦。藤井七段は昨年の大会で当時2冠だった羽生九段、広瀬章人竜王(32)らを破り、史上最年少で優勝した。 この日午前からの準決勝では行方尚史八段(45)を退けていた。 藤井七段の今年度成績はこれで40勝7敗、勝率は8割5分1厘。残りの棋戦に勝ち続けると、中原誠十六世名人(71)が持つ歴代最高記録(8割5分4厘)を更新する可能性がある。◆年表で振り返る「藤井聡太棋士の快進撃」
2020.06.11
人物・歴史
【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (104/248)
朝日杯将棋オープン戦決勝で、渡辺明棋王(左)との対局に臨む藤井聡太七段=2019年2月16日、東京都千代田区【時事通信社】 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が16日午後、東京都内で行われた第12回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント決勝で先手の渡辺明棋王(34)に128手で勝ち、2連覇を果たした。朝日杯連覇は2014年から3連覇した羽生善治九段(48)以来で、史上2人目。 渡辺棋王は現在タイトル獲得合計20期、永世竜王、同棋王の資格を持つ将棋界を代表する強豪。藤井七段とは今回が公式戦初対局だった。 朝日杯は全棋士が参加し、持ち時間各40分の早指し棋戦。藤井七段は昨年の大会で当時2冠だった羽生九段、広瀬章人竜王(32)らを破り、史上最年少で優勝した。 この日午前からの準決勝では行方尚史八段(45)を退けていた。 藤井七段の今年度成績はこれで40勝7敗、勝率は8割5分1厘。残りの棋戦に勝ち続けると、中原誠十六世名人(71)が持つ歴代最高記録(8割5分4厘)を更新する可能性がある。◆年表で振り返る「藤井聡太棋士の快進撃」