初タイトルを獲得してから一夜明け、「探究」と書かれた色紙を笑顔で掲げる藤井聡太新棋聖=2020年7月17日、大阪市の関西将棋会館【時事通信社】 将棋の棋聖戦5番勝負第4局を制し、史上最年少でタイトルを獲得した藤井聡太棋聖(17)は、一夜明けの17日午前、大阪市の関西将棋会館で記者会見し、「棋聖獲得はまだ実感がないが、これから実感する場面が増えてくると思う」と語った。 昨日の対局は和装だったが、記者会見場にはスーツ姿で現れた藤井棋聖。「探究」と書いた色紙を掲げて撮影に応じ、「将棋は本当に難しいゲームで、まだまだ分からないことばかり。これからも探究心を持って向かっていきたいという思いを込めた」と説明した。 自身の成長について「トップ棋士の方と対戦して、自分の将棋の課題を見つけることができたが、まだまだ課題が多い。どのような局面であっても少しでも最善に近づける対応力を伸ばしたい」と話した。開幕から2連勝中の王位戦7番勝負に関しても「いい内容の将棋を指せるように頑張りたい」と、気の緩みはみじんもみられなかった。◆年表で振り返る「藤井聡太棋士の快進撃」
2020.06.11
人物・歴史
【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (73/248)
初タイトルを獲得してから一夜明け、「探究」と書かれた色紙を笑顔で掲げる藤井聡太新棋聖=2020年7月17日、大阪市の関西将棋会館【時事通信社】 将棋の棋聖戦5番勝負第4局を制し、史上最年少でタイトルを獲得した藤井聡太棋聖(17)は、一夜明けの17日午前、大阪市の関西将棋会館で記者会見し、「棋聖獲得はまだ実感がないが、これから実感する場面が増えてくると思う」と語った。 昨日の対局は和装だったが、記者会見場にはスーツ姿で現れた藤井棋聖。「探究」と書いた色紙を掲げて撮影に応じ、「将棋は本当に難しいゲームで、まだまだ分からないことばかり。これからも探究心を持って向かっていきたいという思いを込めた」と説明した。 自身の成長について「トップ棋士の方と対戦して、自分の将棋の課題を見つけることができたが、まだまだ課題が多い。どのような局面であっても少しでも最善に近づける対応力を伸ばしたい」と話した。開幕から2連勝中の王位戦7番勝負に関しても「いい内容の将棋を指せるように頑張りたい」と、気の緩みはみじんもみられなかった。◆年表で振り返る「藤井聡太棋士の快進撃」