第44期棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦で菅井竜也王位(右)に敗れた藤井聡太七段=2018年9月3日、大阪市福島区の関西将棋会館【時事通信社】 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が3日、大阪市で行われた第44期棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦で菅井竜也王位(26)に133手で敗れた。これで藤井七段の今年度中のタイトル挑戦はなくなった。 藤井七段は今年度、8大タイトルのうち竜王戦、王座戦、棋王戦の3棋戦で本戦に勝ち進み、史上最年少でのタイトル挑戦の期待が高まった。しかし、竜王戦は6月に2回戦で増田康宏六段(20)に負け、王座戦は7月の準決勝で斎藤慎太郎七段(25)に敗れていた。 藤井七段は昨年8月にも王将戦1次予選で菅井王位と対戦し、敗退していた。藤井七段は「総合的に見て力不足だった。タイトルを目指すにはもっと力を付けていかないといけない」と話した。 藤井七段の今年度の成績は18勝4敗となった。
2020.06.11
人物・歴史
【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (114/248)
第44期棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦で菅井竜也王位(右)に敗れた藤井聡太七段=2018年9月3日、大阪市福島区の関西将棋会館【時事通信社】 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が3日、大阪市で行われた第44期棋王戦挑戦者決定トーナメント2回戦で菅井竜也王位(26)に133手で敗れた。これで藤井七段の今年度中のタイトル挑戦はなくなった。 藤井七段は今年度、8大タイトルのうち竜王戦、王座戦、棋王戦の3棋戦で本戦に勝ち進み、史上最年少でのタイトル挑戦の期待が高まった。しかし、竜王戦は6月に2回戦で増田康宏六段(20)に負け、王座戦は7月の準決勝で斎藤慎太郎七段(25)に敗れていた。 藤井七段は昨年8月にも王将戦1次予選で菅井王位と対戦し、敗退していた。藤井七段は「総合的に見て力不足だった。タイトルを目指すにはもっと力を付けていかないといけない」と話した。 藤井七段の今年度の成績は18勝4敗となった。