【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (107/248)

第77期名人戦・順位戦で近藤誠也五段に敗れ、対局を振り返る藤井聡太七段=2019年2月5日、大阪市福島区【時事通信社】 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が5日、大阪市で指された第77期名人戦・順位戦C級1組の対局で近藤誠也五段(22)に負け、今期8勝1敗とした。藤井七段はデビュー以来、順位戦で勝ち続けていたが、連勝記録は1月に中原誠十六世名人(71)と並んだ史上最長タイの18連勝で止まった。 師匠の杉本昌隆七段(50)も同日、同組で船江恒平六段(31)と対局して負け、8勝1敗とした。この日、師弟共に勝てばそろってB級2組への昇級が決まったが、これで4人が8勝1敗で並び、昇級者決定は3月5日の最終戦に持ち越しとなった。 藤井七段は「昇級は他力の状況になってしまったが、最後の1戦に全力を尽くしたい」と話した。◆年表で振り返る「藤井聡太棋士の快進撃」