【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (147/248)

地元の愛知県で行われた将棋の朝日杯で佐藤天彦名人(手前左)に勝利し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太四段=2018年1月14日【時事通信社】 中学生の最年少将棋棋士、藤井聡太四段(15)が14日、名古屋市内で行われた第11回朝日杯将棋オープン戦の準々決勝で佐藤天彦名人(29)に121手で勝ち、準決勝進出を決めた。藤井四段の公式戦での現役タイトル保持者との対局は初めてで、初白星を挙げた。 2月17日に行われる準決勝の相手は羽生善治2冠(47)=竜王、棋聖=。永世7冠を達成し、国民栄誉賞の受賞が決まったばかりの将棋界の最高峰にどんな戦いを挑むか注目される。2人は昨年、非公式戦で2度対局し、1勝1敗。 朝日杯は全棋士、女流棋士、アマチュア代表がトーナメントで戦う早指し棋戦。史上最年少で本戦に進んだ藤井四段は14日午前からの1回戦で澤田真吾六段(26)を54手で下していた。 準々決勝は午後2時から始まり、双方1分将棋となった中盤から藤井四段が優勢となり、最後まで押し切った。