竜王戦決勝トーナメント2回戦で敗れて連勝記録が29で止まり、対局を振り返る藤井聡太四段=東京都渋谷区の将棋会館【時事通信社】 連勝が29で止まった藤井聡太四段(14)は2日の対局終了後、「いつか止まるものなので、仕方ないと思うが、勝負どころなく敗れてしまったのは残念だった。うまく動かれてしまった」と淡々とした表情で語った。 ほぼ完敗だったが、「自分の読みの甘さを痛感させられた。こういう弱点をなくせるよう頑張っていきたい」と冷静に振り返った。連勝は途切れたが、棋王戦本戦と王将戦予選を勝ち進んでおり、「(タイトル獲得は)まだまだ遠いので、一局一局指していきたい」と気持ちを新たにしていた。 藤井四段に初めての土をつけた佐々木勇気五段(22)は「先手が取れたのは大きかった。自分の形に持って行ってペースを握れた」と、緊張の解けた明るい表情で勝負を振り返った。藤井四段に対しては「プレッシャーは感じたが、私たちの世代の意地を見せたいと思っていたので、壁になれたのは良かった」と語った。(2017年07月02日)
2020.06.11
人物・歴史
【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (159/248)
竜王戦決勝トーナメント2回戦で敗れて連勝記録が29で止まり、対局を振り返る藤井聡太四段=東京都渋谷区の将棋会館【時事通信社】 連勝が29で止まった藤井聡太四段(14)は2日の対局終了後、「いつか止まるものなので、仕方ないと思うが、勝負どころなく敗れてしまったのは残念だった。うまく動かれてしまった」と淡々とした表情で語った。 ほぼ完敗だったが、「自分の読みの甘さを痛感させられた。こういう弱点をなくせるよう頑張っていきたい」と冷静に振り返った。連勝は途切れたが、棋王戦本戦と王将戦予選を勝ち進んでおり、「(タイトル獲得は)まだまだ遠いので、一局一局指していきたい」と気持ちを新たにしていた。 藤井四段に初めての土をつけた佐々木勇気五段(22)は「先手が取れたのは大きかった。自分の形に持って行ってペースを握れた」と、緊張の解けた明るい表情で勝負を振り返った。藤井四段に対しては「プレッシャーは感じたが、私たちの世代の意地を見せたいと思っていたので、壁になれたのは良かった」と語った。(2017年07月02日)