【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (115/248)

将棋の第90期ヒューリック杯棋聖戦1次予選で里見香奈女流4冠(左)に勝ち、対局を振り返る藤井聡太七段=2018年8月24日、大阪市福島区の関西将棋会館【時事通信社】 将棋の最年少棋士の藤井聡太七段(16)が24日、大阪市で行われた第90期ヒューリック杯棋聖戦1次予選で里見香奈女流4冠(26)=女流王座、同名人、同王将、倉敷藤花=に82手で勝った。 藤井は2016年にプロ棋士養成機関「奨励会」の三段リーグで里見と対局して勝利。藤井のプロ入り後、初の公式戦対局だったが、里見のリベンジはならなかった。 里見は島根県出身。2004年に女流棋士となり、13年に史上初の女流5冠を達成した女流トップ棋士。11年に奨励会に入会し、女性初のプロ棋士を目指したが、規定の成績を挙げられず、年齢制限により今年3月に退会となった。 里見は「対戦はすごく楽しみにしていた。中終盤で間違えてしまったことが悔やまれる」と話した。