橋崩落現場で遺族が追悼=「前向きにはなれない」―熊本地震本震から9年

熊本地震で2度目の震度7を観測した本震から、16日で9年となった。崩落した旧阿蘇大橋付近(熊本県南阿蘇村)では、土砂崩れに巻き込まれて亡くなった阿蘇市の大学生大和晃さん=当時(22)=の遺族が現場を訪れ、冥福を祈った。
母の忍さん(57)は、現場付近の道路脇に設けられたレンガ製の祭壇の前に花を手向け、本震が発生した午前1時25分、兄の翔吾さん(32)らとともに黙とうをささげた。
毎年追悼に訪れていた父の卓也さんは昨年9月に亡くなった。忍さんは「何年たとうが前向きにはなれない」と話した上で、「晃も父親がそばにいて心強いと思っているだろう」と声を震わせた。
[時事通信社]
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