【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (127/248)

詰将棋解答選手権で4連覇を達成した藤井聡太六段=名古屋市中区【時事通信社】 詰め将棋を解く速さと正確さを競う第15回詰将棋解答選手権チャンピオン戦が25日、東京、名古屋、大阪の3会場で行われ、名古屋会場で出場した最年少棋士の藤井聡太六段(15)が全参加者中唯一の全問正解で優勝し、同競技初の4連覇を達成した。 詰め将棋は、あらかじめ配置された駒並びから王手の連続で相手の王将を詰ませるパズル。同競技は各90分2ラウンドで計10問解答する形式。年1回開催され、藤井六段は小学6年生だった2015年から3回連続で優勝していた。 藤井六段はいつものスーツ姿ではなくカジュアルな服装で参加。表彰後に取材に応じ、「今年も素晴らしい作品に出合えてうれしく思う。来年もぜひまた参加したい」と競技を楽しんだ様子で話した。ただ1人の全問正解にも「9問目までは比較的易しかった。10問は難解だったが、時間はあったのでクリアして解けた」と余裕を見せた。 日本将棋連盟前会長の谷川浩司九段(55)や2月の朝日杯決勝戦で藤井六段に敗れたA級棋士の広瀬章人八段(31)らプロ棋士も出場したが、及ばなかった。(2018年03月25日)