【将棋】史上最年少プロ棋士・藤井聡太 (103/248)

第77期名人戦・順位戦C級1組最終局を勝利で終えた藤井聡太七段=2019年3月5日、東京都千代田区【時事通信社】 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)は5日、大阪市で指された第77期名人戦・順位戦C級1組最終局で都成竜馬五段(29)に勝ち9勝1敗としたが、勝ち星で並んだ棋士の中で最も順位が低く、B級2組への昇級はならなかった。 師匠で同じC級1組に在籍する杉本昌隆八段(50)は東京都内で指された対局で千葉幸生七段(40)に勝ち、昇級が決まった。 終局後、藤井七段は「前回敗れてしまったので仕方がない。来期も1局1局積み重ねていければ」と話した。 藤井七段は初参加した前期は10戦全勝でC級2組から昇級していた。 藤井七段の今年度の公式戦成績はここまで41勝7敗。残りの棋戦に勝ち続けると、中原誠十六世名人(71)が持つ勝率の歴代最高記録(8割5分4厘)を更新する可能性がある。◆年表で振り返る「藤井聡太棋士の快進撃」