「東電OL殺人事件」などの作品で知られるノンフィクション作家の佐野真一(さの・しんいち)さんが9月26日、肺がんのため千葉県流山市の病院で死去した。75歳だった。 1947年、東京都生まれ。早稲田大卒業後、出版社勤務などを経て、作家として人物評伝などを執筆した。97年に民俗学者と実業家の生涯を描いた「旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三」で大宅壮一ノンフィクション賞、2009年には「甘粕正彦 乱心の曠野(こうや)」で講談社ノンフィクション賞を受けた。 12年に週刊誌に掲載した記事の中で、当時大阪市長だった橋下徹さんに関する差別的な記述があったことを認め、謝罪した。写真は04年7月撮影 【時事通信社】
2022.12.31
人物・歴史
【追悼】2022 (48/150)
「東電OL殺人事件」などの作品で知られるノンフィクション作家の佐野真一(さの・しんいち)さんが9月26日、肺がんのため千葉県流山市の病院で死去した。75歳だった。 1947年、東京都生まれ。早稲田大卒業後、出版社勤務などを経て、作家として人物評伝などを執筆した。97年に民俗学者と実業家の生涯を描いた「旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三」で大宅壮一ノンフィクション賞、2009年には「甘粕正彦 乱心の曠野(こうや)」で講談社ノンフィクション賞を受けた。 12年に週刊誌に掲載した記事の中で、当時大阪市長だった橋下徹さんに関する差別的な記述があったことを認め、謝罪した。写真は04年7月撮影 【時事通信社】