「血と骨」などの作品で知られる映画監督の崔洋一(さい・よういち)さんが11月27日、ぼうこうがんのため、東京都内の自宅で死去した。73歳だった。長野県出身。 大島渚監督の「愛のコリーダ」(1976年)で助監督を務め、83年の内田裕也さん主演「十階のモスキート」で劇場映画監督デビュー。父親は在日コリアンで、在日の人々が主人公の「月はどっちに出ている」(93年)の他、2004年のビートたけしさん主演「血と骨」では、日本アカデミー賞最優秀監督賞などを受賞した。他の作品に「豚の報い」「刑務所の中」「クイール」など。 04年から今年6月まで日本映画監督協会理事長も務めた。1月に、がんであることを公表し、闘病を続けていた。写真は19年10月撮影 【時事通信社】
2022.12.31
人物・歴史
【追悼】2022 (22/150)
「血と骨」などの作品で知られる映画監督の崔洋一(さい・よういち)さんが11月27日、ぼうこうがんのため、東京都内の自宅で死去した。73歳だった。長野県出身。 大島渚監督の「愛のコリーダ」(1976年)で助監督を務め、83年の内田裕也さん主演「十階のモスキート」で劇場映画監督デビュー。父親は在日コリアンで、在日の人々が主人公の「月はどっちに出ている」(93年)の他、2004年のビートたけしさん主演「血と骨」では、日本アカデミー賞最優秀監督賞などを受賞した。他の作品に「豚の報い」「刑務所の中」「クイール」など。 04年から今年6月まで日本映画監督協会理事長も務めた。1月に、がんであることを公表し、闘病を続けていた。写真は19年10月撮影 【時事通信社】