暴力団など社会問題を題材にした著作で知られる作家の宮崎学(みやざき・まなぶ)さんが3月30日、老衰のため群馬県の高齢者施設で死去した。76歳だった。京都市出身。 早稲田大中退後、週刊誌記者などを経て、1996年に「突破者」で作家デビュー。自らの半生を戦後日本の裏社会の実態などと共につづり、ベストセラーとなった。84〜85年に起きたグリコ・森永事件の容疑者「キツネ目の男」と疑われたことでも知られ、さまざまなメディアに登場。「アウトロー」という独自の立場から、事件や警察を扱った著作を多く発表したほか、国家権力に対する厳しい目も注いだ。写真は2001年撮影 【時事通信社】
2022.12.31
人物・歴史
【追悼】2022 (118/150)
暴力団など社会問題を題材にした著作で知られる作家の宮崎学(みやざき・まなぶ)さんが3月30日、老衰のため群馬県の高齢者施設で死去した。76歳だった。京都市出身。 早稲田大中退後、週刊誌記者などを経て、1996年に「突破者」で作家デビュー。自らの半生を戦後日本の裏社会の実態などと共につづり、ベストセラーとなった。84〜85年に起きたグリコ・森永事件の容疑者「キツネ目の男」と疑われたことでも知られ、さまざまなメディアに登場。「アウトロー」という独自の立場から、事件や警察を扱った著作を多く発表したほか、国家権力に対する厳しい目も注いだ。写真は2001年撮影 【時事通信社】