「マジンガーZ」などの人気アニメソングを歌い、「アニソンの帝王」と呼ばれた歌手の水木一郎(みずき・いちろう、本名早川俊夫=はやかわ・としお)さんが12月6日午後6時50分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。74歳だった。東京都出身。 1968年に歌謡曲の歌手としてデビュー。71年にアニメ「原始少年リュウ」の主題歌を歌ったのを機に、アニソン歌手に転身した。 「バビル2世」「宇宙海賊キャプテンハーロック」などのアニメや、「がんばれ!!ロボコン」、「仮面ライダー」シリーズなどの特撮番組で主題歌、挿入歌を担当。サビや決めのフレーズを叫ぶように歌うパワフルな歌唱で支持された。長年にわたる活動で持ち歌は1200曲を超えるといい、「アニキ」の愛称で幅広い世代に親しまれた。 76〜79年にはNHK「おかあさんといっしょ」の2代目「うたのおにいさん」も務めた。コンサート活動にも積極的で、中国、韓国、タイなどアジア圏のほか、中東やフランスでも公演した。 昨年4月に肺がんと分かり、闘病しながら活動を継続。今年11月27日が最後のステージとなった。写真は2012年6月撮影 【時事通信社】
2022.12.31
人物・歴史
【追悼】2022 (13/150)
「マジンガーZ」などの人気アニメソングを歌い、「アニソンの帝王」と呼ばれた歌手の水木一郎(みずき・いちろう、本名早川俊夫=はやかわ・としお)さんが12月6日午後6時50分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。74歳だった。東京都出身。 1968年に歌謡曲の歌手としてデビュー。71年にアニメ「原始少年リュウ」の主題歌を歌ったのを機に、アニソン歌手に転身した。 「バビル2世」「宇宙海賊キャプテンハーロック」などのアニメや、「がんばれ!!ロボコン」、「仮面ライダー」シリーズなどの特撮番組で主題歌、挿入歌を担当。サビや決めのフレーズを叫ぶように歌うパワフルな歌唱で支持された。長年にわたる活動で持ち歌は1200曲を超えるといい、「アニキ」の愛称で幅広い世代に親しまれた。 76〜79年にはNHK「おかあさんといっしょ」の2代目「うたのおにいさん」も務めた。コンサート活動にも積極的で、中国、韓国、タイなどアジア圏のほか、中東やフランスでも公演した。 昨年4月に肺がんと分かり、闘病しながら活動を継続。今年11月27日が最後のステージとなった。写真は2012年6月撮影 【時事通信社】