男子プロゴルフの世界選手権シリーズ、HSBCチャンピオンズを制覇し、トロフィーを手に喜ぶ松山英樹=2016年10月30日、中国・上海【時事通信社】 2位に3打差の首位でスタートした松山は最終ラウンドも6バーディー、ノーボギーの66とスコアを伸ばし、2位に7打差をつける通算23アンダーの265で圧勝した。 日本勢の世界選手権シリーズ(個人戦)の優勝は初めて。米ツアーは今季初の通算3勝目となり、丸山茂樹の日本選手通算最多に並んだ。優勝賞金は162万ドル(約1億7000万円)。 この大会の松山は合計29バーディー、6ボギー。第3、4ラウンドは計10バーディー、ボギーなしのほぼ完璧なゴルフを展開し、前々週の日本オープン優勝、前週の米ツアーCIMBクラシックの2位に続く快進撃となった。7打差の2位はヘンリク・ステンソン(スウェーデン)とダニエル・バーガー(米国)だった。