全英オープンの第3ラウンドの4番でパットする松山英樹。5バーディー、1ボギーの66で回り、通算4アンダーで5位に浮上した。ジョーダン・スピース(米国)が11アンダーまで伸ばし、首位との差は7打に広がった=英サウスポート【AFP=時事】 松山はメジャー初制覇に向け、「伸ばさないとチャンスはなくなる」と強い意識を持って第3ラウンドに臨んだ。 1番。グリーン手前に三つ配置されたバンカーに臆することなく、残り約180ヤードの第2打でピンを狙った。惜しくもグリーンからこぼれたものの、果敢に攻めていった。 日本男子メジャー最高に並ぶ2位に入った6月の全米オープンの時と比べ、ショットの調子は「良くない」と正直に打ち明ける。 それでも、今季のメジャー2戦でともにつまずいた初日で今回は好発進を決めた。第2ラウンドは強い風雨の中でプレーが乱れながらも、トップと6打差の10位と踏みとどまった。 4番(パー3)では第1打がグリーンに届かず、3メートル弱を外してボギーが先行したが、5番では346ヤードをドライバーでワンオン。すぐにバーディーを奪って取り戻した。 続く6番でも2メートルを沈めて連続バーディー。攻めの姿勢で流れをつかんだ。(サウスポート時事).(2017年07月22日) 【t】