米男子ゴルフのトーナメント・オブ・チャンピオンズの最終ラウンド、9番でアプローチショットを放つ松山英樹=米ハワイ州カパルア【AFP=時事】3日目までじりじりと順位を落としていた松山が、最終ラウンドで意地を見せた。 苦しんでいるパットでミスが出た中で、1イーグル、5バーディーを奪ってボギーはなし。「ドライバーとパット以外は良かった。アイアンはだいぶ思い通りに打てるようになってきた」。復調への手応えがそのまま好スコアに表れ、順位も4位まで上げた。 時折雨が降るなど、難しい条件でも乱れなかった。圧巻は15番(パー5)。残り230ヤードの第2打を、ピンの右約3メートルにつけ、今大会初のイーグルを奪った。 これで乗ったかのように、16、17番では4メートル弱を沈めて連続バーディー。7番や8番(パー3)では2メートルほどを外してバーディーを逃したものの、「それ以外はいいパットは打てた」と納得はしている様子だった。 次は25日からのファーマーズ・インシュアランス・オープンに出場予定。「良いスコアで回れたので、気分よく2週間練習できると思う」。次戦に向けて弾みがつく締めくくりとなった。(カパルア時事)(2018年01月07日)