5日開幕のメジャー第1戦、マスターズ・トーナメントに向け、宮里優作(右)と練習ラウンドを行う松山英樹=米ジョージア州オーガスタ【EPA=時事】 練習ラウンドを終えた松山は、調子の悪さにあきれたように苦笑い。早めに現地に入って3月30日からコースに出ているが、「良くなったり悪くなったりの繰り返し。ここ2日ぐらいはずっと悪い」と嘆いた。 開幕2日前。宮里優と回ってリラックスした表情も見せたが、ティーショットを大きく曲げる場面があった。アプローチ、パットも思ったように打てないのか、不満な様子で「頼りになるものがないので困っている」。 ただ、昨年も開幕前は状態の悪さを口にしながら、本番では徐々に調子を上げて11位。コースの特徴をよく知る強みも生かし、今回は早めにペースをつかみたいところだ。「あしたで準備は終わる。ベストの状態でいけるようにしたい」と前向きな言葉も発した。 妻の芽緯さんと昨夏に生まれた長女叶夏ちゃんがコースに来ている。これまでとは違う環境で、7度目のマスターズに挑む。(オーガスタ時事)(2018年04月03日)