2019.12.22 スポーツ

【男子フィギュア】羽生結弦〔北京五輪〕 (364/563)

神奈川区制90周年記念事業のイベントで、子供たちを指導する羽生結弦(右)=2017年8月16日、横浜市同区【時事通信社】 フィギュアスケート男子の世界選手権覇者、羽生結弦が16日、横浜市内のイベントに参加してスケート教室で約70人の子供たちを指導し、「たくさん転んでもOK。失敗しないように工夫して頑張ってください」と激励した。 会場の横浜銀行アイスアリーナは、2011年に東日本大震災で仙台市内のリンクが使えなくなった際に練習を積んだ場所。「ここを借りて、何とかスケートを続けられた」と感謝の気持ちを示した。ジュニア時代まで指導した都築章一郎コーチは「小さい頃から大きな目標のために努力してきた。それが実を結んでいる」と目を細めた。 かつてエキシビションで使った曲「花になれ」で演技を披露し、4回転トーループとトリプルアクセル(3回転半)を決めて観衆を沸かせた。連覇を狙う来年2月の平昌五輪へ、「しっかり練習を重ねて、五輪へ向けて頑張る」と話した。