スケートカナダ男子SPで演技する羽生結弦=2019年10月25日、カナダ・ケロウナ【AFP時事】 羽生が109.60点の高得点でSP首位スタートを切った。ノーミスを目指して臨む今季のGPシリーズ初戦。9月のオータム・クラシックで転倒した冒頭の4回転サルコーを鮮やかに決め、続くトリプルアクセル(3回転半)では出来栄え点(GOE)でジャッジ9人中8人が5点をつけた。 さらに4回転−3回転の連続トーループも何とか耐えて成功。「でも、トーループは力で跳ぶしかなった」。完璧を求めて反省の言葉が口を突いた。