グランプリ(GP)シリーズ第1戦、ロシア杯のフリーで演技する羽生結弦。フリーで1位も逆転はならず、総合2位にとどまった=モスクワ【時事通信社】 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、ロシア杯最終日は21日、モスクワで男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の羽生結弦(ANA)は195.92点で1位となったが、合計290.77で2位だった。SP首位、フリー2位のネーサン・チェン(米国)が293.79点でGP初優勝を果たした。 羽生は冒頭で自身4種類目の4回転となるルッツを決めたが、ループが3回転になり、サルコーも着氷が乱れた。後半に予定した3連続ジャンプの1本目で4回転トーループが2回転になるなど、ミスが重なって得点を伸ばせなかった。(2017年10月21日)