ロシア杯で優勝し、松葉づえをついて表彰式に臨んだ羽生結弦=2018年11月18日、モスクワ【EPA時事】 フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が右足首負傷のため、グランプリ(GP)シリーズの成績上位6人で争うGPファイナル(12月6日開幕、カナダ・バンクーバー)を欠場することが決まった。日本スケート連盟が29日発表した。 羽生は17日のロシア杯フリーへ向けた公式練習で4回転ループの着氷に失敗して転倒し、右足首を負傷した。負傷から3週間は安静および患部の固定が必要で、その後のリハビリ加療には約1カ月を要する見込み。診断名は「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷」「三角靱帯損傷」「右腓骨(ひこつ)筋けん部損傷」。 羽生はGP第3戦のフィンランド大会、第5戦のロシア杯に連勝し、GPファイナル進出を決めていた。(2018年11月29日)【特集】年表で振り返る羽生結弦