練習する羽生結弦=2019年3月19日、さいたまスーパーアリーナ【時事通信社】 フィギュアスケートの世界選手権で右足首負傷から約4カ月ぶりに復帰する五輪連覇の羽生結弦(ANA)が開幕前日の19日、本番会場となるさいたま市のさいたまスーパーアリーナで初めて公式練習に臨んだ。 4回転ジャンプは単発のサルコーを5度、ループを3度、トーループはトリプルアクセル(3回転半)との連続技を含めて4度着氷した。ショートプログラムの曲がかかった場面では4回転トーループの回転が途中で抜けたが、終盤のステップはスピードと力強さがあった。 羽生は昨年11月のロシア杯公式練習で右足首を負傷した。靱帯(じんたい)など複数の箇所を痛め、12月のGPファイナルと全日本選手権を欠場。年明けから氷上練習を再開していた。【特集】年表で振り返る羽生結弦