ノルウェー戦で得点を決め池田太監督(手前)と喜ぶ宮沢ひなた=2023年8月5日、ニュージーランド・ウェリントン【AFP時事】 2011年ドイツ大会の澤穂希さん以来、日本選手として2人目の得点王に輝いた宮沢。日本サッカー協会を通じ、「素直にうれしい。初めて出場したW杯でこのような記録を残せたことは、チームメートはもちろん、指導してくださったコーチ、サポートしてくださったみなさんのおかげ。そういった方々と共にいただいた賞だと思う」と談話を出した。 4強入りを逃したチームからの得点王は初めてとなった。優勝したスペインとの1次リーグ最終戦では2ゴール1アシストの活躍で4―0の勝利に貢献。一方で、敗れた準々決勝のスウェーデン戦では徹底マークされて持ち味のスピードが発揮できなかった。 「より勝負の懸かった場面、試合で重要なプレーができるようにならなければいけないと感じた大会でもあった。これから続く戦いではチームを勝利に導くプレーを見せ、その上でまたこういった賞をいただけるように努力を重ねていく」。気持ちを新たにした。