サッカー女子アジア杯で連覇を遂げ、表彰式で喜ぶ日本代表(なでしこジャパン)=アンマン【AFP=時事】 サッカーの女子アジア・カップは20日、アンマンで決勝が行われ、日本(なでしこジャパン)がオーストラリアを1―0で破り、2大会連続2度目の優勝を遂げた。日本は来年のワールドカップ(W杯)フランス大会にアジア王者として出場する。 日本は開始から豪州の攻勢を浴び、前半15分にPKを与えたが、GK山下(日テレ)が阻むなど再三の好守を見せ、前半を0―0で折り返した。後半はさらに押し込まれて苦しい展開が続いたが、39分に途中出場の横山(フランクフルト)が決勝ゴールを挙げた。 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング11位の日本は、6位の豪州から2015年W杯カナダ大会以来の勝利を奪い、対戦成績を11勝8分け7敗とした。 最優秀選手(MVP)には岩渕(INAC神戸)が選ばれた。 3位決定戦では、中国がタイを3―1で下した。(2018年04月20日)