小山正明(阪神) 兵庫・高砂高から1953年にテスト生で阪神入り。打撃投手を務めながら「ストライクを投げるコツ」を身に付け、優れた制球力から「精密機械」とたとえられた。2年目の54年に11勝、56年に17勝と成長。パームボールを操り、62年には27勝(11敗)、13完封、270奪三振で沢村賞を受賞。村山実との二枚看板で優勝の原動力となった。 山内一弘との超大型トレードで東京オリオンズに移籍した64年には、リーグ最多の30勝(12敗)を挙げた。73年引退。通算成績は320勝232敗、防御率2.45。2001年に野球殿堂入り。写真は71年8月撮影【時事通信社】
2023.01.17
スポーツ
【野球】「沢村栄治賞に輝いた投手」先発完投型のエース (43/49)
小山正明(阪神) 兵庫・高砂高から1953年にテスト生で阪神入り。打撃投手を務めながら「ストライクを投げるコツ」を身に付け、優れた制球力から「精密機械」とたとえられた。2年目の54年に11勝、56年に17勝と成長。パームボールを操り、62年には27勝(11敗)、13完封、270奪三振で沢村賞を受賞。村山実との二枚看板で優勝の原動力となった。 山内一弘との超大型トレードで東京オリオンズに移籍した64年には、リーグ最多の30勝(12敗)を挙げた。73年引退。通算成績は320勝232敗、防御率2.45。2001年に野球殿堂入り。写真は71年8月撮影【時事通信社】