2023.01.17
スポーツ
【野球】「沢村栄治賞に輝いた投手」先発完投型のエース (6/49)
摂津正(ソフトバンク) 宮城県出身。秋田経法大付高からJR東日本東北へと進み、ドラフト5位で2009年にソフトバンク入団。中継ぎでリーグ最多の70登板、34ホールドを記録して新人王に輝いた。2011年に先発に転向して14勝(8敗)を挙げ、チームのリーグ優勝と日本一に貢献。12年にリーグ最多の17勝(5敗)を挙げて沢村賞を受賞した。最高勝率(7割7分3厘)、投球回は193回3分の1、防御率は1.91だった。 テークバックが小さいためタイミングが取りづらく、制球力にも秀でていた。速球やスライダー、シンカー、フォークボールなどをきわどいコースに投げて組み立てた。15年まで5年続けて2桁勝利を挙げた後は勢いが落ち、18年シーズンを最後に引退。通算79勝49敗1セーブ、73ホールド、防御率2.98。写真は12年5月撮影【時事通信社】