2023.01.17
スポーツ
【野球】「沢村栄治賞に輝いた投手」先発完投型のエース (11/49)
ダルビッシュ有(日本ハム) 宮城・東北高からドラフト1巡目で2005年に日本ハム入団。プロ3年目の07年に26試合で207回3分の2を投げ、15勝5敗、防御率1.82をマーク。12完投と210奪三振はともに両リーグ最高の成績で、沢村賞に輝いた。審査基準7項目の▽15勝▽150奪三振▽10完投▽防御率2.50▽200投球回▽25登板▽勝率6割―をすべて満たしての受賞だった。 196センチの長身から150キロを超える速球を投げ、スライダー、カットボール、カーブやフォークボールなど多彩な変化球を交える。プロ2年目の06年から11年まで6年連続2桁勝利を挙げ、うち5シーズンが防御率1点台だった。 12年にポスティングシステムを使ってメジャーに移籍。レンジャーズでは最初の3シーズンともに2桁勝利を挙げ、サイ・ヤング賞争いにも加わった。写真は07年10月撮影【時事通信社】