2023.01.17
スポーツ
【野球】「沢村栄治賞に輝いた投手」先発完投型のエース (21/49)
今中慎二(中日) 大阪桐蔭高からドラフト1位で1989年に中日入団。5年目の93年に沢村賞を獲得。完投(14)、勝ち星(17)、投球回(249)、奪三振(247)、防御率(2.20)で沢村賞の審査項目を全て満たしての受賞となった。最多勝利、最多奪三振のタイトルに加え、ベストナインとゴールデングラブ賞にも輝いた。 左腕から150キロ近い切れのある速球を投げ込み、スローカーブやフォークボールを巧みに使った。2001年に30歳の若さで引退したため、通算91勝(69敗)にとどまったが、90年代を代表する左腕だった。通算防御率は3.15。写真は2002年3月に行われた引退セレモニー(ナゴヤドーム)【時事通信社】