【野球】「沢村栄治賞に輝いた投手」先発完投型のエース (3/49)
菅野智之(巨人) 神奈川・東海大相模高から東海大へ進み、ドラフト1位で2013年に巨人入団。176回を投げて13勝6敗、防御率3.12をマークし、新人王こそ逃したもののチームの優勝に貢献した。17年にはリーグ最多の17勝(5敗)と6完投をマーク、最優秀防御率(1.59)のタイトルとともに沢村賞に輝いた。翌18年もリーグ最多勝(15勝8敗)、最多完投(10)、最多投球回(202回)、最多奪三振(200)、最優秀防御率(2.14)など圧倒的な成績を残して沢村賞。選考基準7項目(15勝、150奪三振、10完投、防御率2.50、200投球回、25登板、勝率6割)を全てクリアした。 150キロ前後の力のある速球を軸に、ツーシームやスライダー、シュート、フォークなど変化球も多彩。20年にはセ・リーグタイ記録となる開幕13連勝をマークし、14勝(2敗)を挙げて3度目の最多勝利と初の最高勝率のタイトルも獲得した。写真は16年7月撮影【時事通信社】