2023.01.17
スポーツ
【野球】「沢村栄治賞に輝いた投手」先発完投型のエース (15/49)
井川慶(阪神) 茨城・水戸商高からドラフト2位で1998年に阪神に入団し、2002年に14勝(9敗)をマーク。03年には20勝(5敗)で最多勝利投手となってリーグ優勝に貢献。最高勝率(8割)、最優秀防御率(2.80)、206投球回、179奪三振の成績を残して最優秀選手(MVP)や沢村賞に輝いた。この年の沢村賞はダイエーの斉藤和巳も受賞し、1966年の堀内恒夫(巨人)と村山実(阪神)以来37年ぶりの複数投手の受賞となった。 07年にポスティングシステムでメジャーに移籍し、ヤンキースに在籍した2シーズンで2勝4敗。12年に日本球界に復帰してオリックスでプレーし、15年に引退。独立リーグでも活躍した。日本での通算成績は93勝72敗1セーブ、防御率3.21。写真は03年8月撮影【時事通信社】