【野球】「沢村栄治賞に輝いた投手」先発完投型のエース (16/49)
松坂大輔(西武) 横浜高時代の1998年に春・夏の甲子園で圧倒的な投球を見せて連覇に貢献。ドラフト1位で99年に西武入りし、高卒新人のシーズンから3年連続最多勝をマークする驚異的な活躍で「平成の怪物」と呼ばれた。2001年には15勝(15敗)を挙げたほか、最多投球回(240回3分の1)、最多奪三振(214)などの成績で沢村賞を受賞した。 ポスティングシステムを使って渡米し、2007年からレッドソックスでプレー。メジャー1年目で15勝をマークし、ワールドシリーズで勝利投手にもなって世界一に貢献した。翌08年には18勝(3敗)を挙げた。150キロ台中盤の速球とスライダー、チェンジアップを駆使した。15年に日本球界へ復帰し、21年に古巣の西武で引退。日本球界の成績は114勝65敗1セーブ、防御率は3.04。大リーグでは56勝43敗1セーブ、防御率は4.45。写真は01年8月撮影【時事通信社】