2023.01.17 スポーツ

【野球】「沢村栄治賞に輝いた投手」先発完投型のエース (27/49)

桑田真澄(巨人) 大阪・PL学園高時代に春夏の甲子園で活躍し、ドラフト1位で1986年に巨人入団。2年目の87年に15勝(6敗)を挙げ、最優秀防御率(2.17)を獲得。沢村賞にも選ばれた。斎藤雅樹、槙原寛己とともに90年代後半まで先発の柱として活躍。直球とカーブを軸に、小さく動く変化球を制球よく散りばめる投球を身上とした。守備にも定評があった。 95年、試合中に小飛球を捕った際に右肘を負傷。トミー・ジョン手術を受けて97年に戦列復帰。その後、2桁勝利を3度マークした。日本球界でプレーしたのは2006年が最後。07年に米球界挑戦。パイレーツで19試合に登板するが勝ち星はなく、08年に現役引退した。日本球界での成績は173勝141敗14セーブ、防御率3.55。写真は00年5月撮影【時事通信社】