【芥川賞・直木賞】受賞作家 (67/105)

「道化師の蝶(ちょう)」(群像7月号)で第146回芥川賞を受賞した円城塔さん。 円城さんは非線形物理学などを学んだ元研究者で、SFと純文学にまたがる独自の文学世界を築いてきた。3回目の候補で受賞した本作は、数十の言葉で原稿を残した多言語作家、友幸友幸の謎をめぐる物語。章ごとに語り手を変え、言葉と人間の関わりを描く(2012年01月17日) 【時事通信社】