【芥川賞・直木賞】受賞作家 (105/105)

「共喰(ぐ)い」(すばる10月号)で第146回芥川賞を受賞した田中慎弥さん。田中さんは5回目の候補で受賞した。 受賞作は、昭和末期の海辺の地方都市が舞台。高校生の遠馬は、暴力的な性行為を好む身勝手な父を嫌悪するが、自分にも同じ性向が潜んでいるのではないかとおびえている。土地と血に絡め取られた人間の生を乾いたタッチで描いた(2012年01月17日) 【時事通信社】

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